耳の聞こえない “サン”

 

 

 

たぶん、サンさんは こう言ったんだと思う、

「これをつけて下さい」

 

 

 

装着したのは、

耳全体を覆う大きなヘッドホンで、

つけると周りの音は全く聞こえない。

 

 

 

これは、

「ダイアログ イン サイレンス」というイベントで、

夫婦で参加した時の話です。

 

 

参加者はヘッドホン装着で音が聞こえない状態、

イベント会場をアテンドしてくれたのは

耳の聞こえない サンさんです。

 

 

 

サンさんの誘導に従い

部屋を移動しながら

聴覚を使わずコミュニケーションをとるなど、

いろんな体験をさせてもらいます。

 

 

 

最後の方の部屋では、

サンさんや他の10人の参加者と一緒に、今日の体験をして感じたことや気がついたことをシェアします。

紙やペンを使って。

 

 

参加者の1人がサンさんへ質問しました。

「耳の聞こえない人に後ろから声をかけるとき、

トントンと肩を叩いてもいいんですか?

その時、びっくりしたりしないのかな?」

 

 

 

サンさんは

「逆に、あなたに聞いてみますね、

あなたは後ろからトントンと叩かれたらどう感じますか?」

 

 

参加者

「う〜ん、トントンって叩き方にもよるかな、、。

力強く叩かれると、ちょっとびっくりするけど、

優しくなら、、、いいかなって。」

 

 

サンさん

「僕も同じです(^ ^)」

 

 

この時、サンさんも 参加者のみんなからも

やさしい笑いが起こりました。

 

うまく説明できないけど

「別に 特別な違いはないんだ。なにか難しく考えすぎてたみたい。」って

場から、そんな空気を感じました。

 

 

 

いつもと同じ場所、

いつもと同じ人、

いつもと同じ話題、

いつもと同じ専門用語や略語は安心で安全を感じる。

 

 

 

いつもと違う場所、

違う人、

違う話題、

違う専門用語や略語はどう感じるだろう?

もしかしたら不安かもしれないけど

 

 

新しい世界を体験すると

その世界も

自分の標準の一部になるかもしれない。

自分の世界観ってこういう風にして広がっていくのかもしれないなぁ。

 

 

そして、同じように広がったり 進化した世界観の人同士が繋がっていくのかもしれない。

 

 

そういえば大前研一さんが言ってたことを思い出した。

「自分を変えたければ

住む場所、付き合う時間の使い方を変えろ」って。

 

 

いきなり全てを変える気にならない時は

まずは、

少しだけ違う世界を覗いてみるって方法もあるね。

 

何か小さな変化から始めてみる、「ベビーステップ」というのも

コーチングで使う手法の一つです。

 

 

 

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